全国高校ビブリオバトル決勝大会【動画、写真特集あり】優勝は栃木県立石橋高校の室井優奈さん「アヒルと鴨のコインロッカー」紹介
高校生がお薦め本を紹介し、聴衆が最も読みたくなった一冊を投票で決める「全国高校ビブリオバトル決勝大会」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管)が26日、東京都千代田区のよみうり大手町ホールで開かれた。「アヒルと鴨のコインロッカー」(伊坂幸太郎著、東京創元社)を取り上げた栃木県立石橋高校2年の室井優奈さん(17)が優勝した。※出場者の推し本リストはこちら 写真特集はこちら
室井さんは「みんなと本の話ができて幸せだった」と喜びを語った。
大会には、47都道府県の地方大会と読売中高生新聞大会を勝ち抜いた計49人が出場し、うち8人が決勝に駒を進めた。準優勝には「あと十五秒で死ぬ」(榊林銘著、東京創元社)を紹介した福島県立葵高校2年の細井淳一朗さん(17)が選ばれた。作家の新庄耕さんと汐見夏衛さんが選ぶゲスト特別賞は「僕は上手にしゃべれない」(椎野直弥著、ポプラ社)を扱った徳島県立川島高校2年の加藤千洋(ちなみ)さん(17)が手にした。
新庄さんと汐見さんは、決勝に先立つトークセッションで自作の映像化やデビューまでのいきさつなどをテーマに秘話を披露、約450人で埋まったホールの客席を盛り上げた。
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