全国高校ビブリオバトル、地方大会スタート...広島大会は坂本あゆさんV
高校生が読んだ本の面白さを伝え、その熱意を競う「全国高校ビブリオバトル広島県大会」(ひろしまビブリオ実行委員会主催、読売新聞社など後援)が7月19日、広島市中区の広島大学東千田キャンパスで開催され、県立広島皆実高3年の坂本あゆさん(18)が優勝した。
ホラー小説「閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書」(知念実希人著)を紹介
19人が出場。持ち時間5分で、身ぶりを交え、本を手に時に静かに、時に激しく魅力を語った。「読み返すたびに新しい気づきがある。一文一文がいとおしい」と熱弁をふるったり、中学を舞台にした小説を「その時の自分に連れ戻してくれるタイムマシン」と表現したり、様々な工夫を凝らして聴衆に訴えた。
坂本さんはホラー小説「閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書」(知念実希人著、双葉社)を紹介し、「読めば人の心の深淵(しんえん)をのぞくことになる」と力強く述べた。
予選と決勝戦が行われ、順位はいずれも出場者や来場者らの投票で決定。6人で争った決勝戦を制した坂本さんは、2027年2月7日に東京都港区の「TAKANAWA GATEWAY CITY」で開かれる全国大会(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管、JR東日本特別協力)に出場する。「全国大会に向け、多くの人に発表を聞いてもらい、磨きをかけたい」と抱負を語った。
今年度も全都道府県で地方大会
第13回全国高校ビブリオバトルの予選を兼ねた地方大会は、2026年12月までに47都道府県で開催が予定されている。



