全国高校ビブリオ、グランドチャンプ本は「勉強が面白くなる瞬間」
第9回全国高校ビブリオバトルで優勝を飾った藤野美紀子さん
第9回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会が22日、大阪府茨木市の立命館大いばらきキャンパスで行われ、大阪府代表、関西創価高校2年の藤野美紀子さんが紹介した「勉強が面白くなる瞬間」(パク・ソンヒョク著、ダイヤモンド社)がグランドチャンプ本に選ばれました。
準グランドチャンプ本は長崎県代表、県立佐世保北高等学校3年の藤永龍人さんが紹介した「同姓同名」(下村敦史著、幻冬舎)でした。3年ぶりの観客の入った決勝大会は、43都道府県の地方大会を勝ち抜いた44人が8グループに分かれ予選を戦い、8人が決勝に進みました。大会の模様はニコニコ動画で視聴できます。
その他の入賞者と紹介本は次の通りです。
■立命館大学賞
福岡県立筑前高校2年 戸澤葉月さん
『少女不十分』(西尾維新著、講談社)
■ゲスト特別賞
大分県立中津北高校1年 橋本花綾さん
『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』(青柳碧人著、双葉社)
■優秀賞
・福井県立武生東高校2年 小泉裕暉さん
『崩れる脳を抱きしめて』(知念実希人著、実業之日本社)
・光泉カトリック高等学校2年 村尾豪之輔さん
『バカが全裸でやってくる』(入間人間著、KADOKAWA)
・西田映さん 兵庫県立神戸高等学校2年
『三日間の幸福』(三秋縋著、KADOKAWA)
・五十嵐敦志さん 山形県立山形東高等学校1年
『神さまとのおしゃべり』(さとうみつろう、サンマーク出版)
主催 活字文化推進会議
特別協力 立命館大学
協力 松竹芸能、大日本印刷
主管 読売新聞社
左から、立命館大学賞の戸沢さん、準優勝の藤永さん、ゲスト特別賞の橋本さん