大阪府代表に関西創価・佐久間さん

「探偵が早すぎる」を紹介する佐久間さん(東大阪市で)

 「第4回府中高生ビブリオバトル大会」(大阪府教育委員会主催、活字文化推進会議協力)の高校生大会が8日、東大阪市の府立中央図書館であり、関西創価高校1年の佐久間諒さん(16)が優勝した。佐久間さんは来年1月20日、よみうり大手町ホール(東京)で開かれる活字文化推進会議主催の決勝大会(読売新聞社主管)に出場する。

 

 府内23校から発表者(バトラー)23人が出場し、1人5分間でお薦めの本の魅力を紹介。観戦者は、一番読みたくなった本に1票を入れる。佐久間さんはミステリー小説「探偵が早すぎる」(井上真偽(まぎ)著、講談社)を取り上げ、父の莫大(ばくだい)な遺産を相続した一人娘の殺害計画を、探偵が未然に防ぐストーリーを説明した。

 

 佐久間さんは「これまでのミステリーにない要素が詰まっていて、誰もが楽しめる。決勝大会では、多くの人の共感が得られるスピーチを披露したい」と意気込んでいた。

 

 中学生大会は11月11日、大阪市住之江区の府咲洲庁舎で開かれる。

(2018年10月15日 17:05)
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