島根代表は平田高の郷原さん
島根県大会が14日、松江市のくにびきメッセで開かれ、小説「あん」(ドリアン助川著、ポプラ社)を紹介した県立平田高2年郷原拓実さんが優勝、県代表に決まりました。県内10校の代表10人が出場し、詩やノンフィクションなど様々なジャンルの本の見どころを、身ぶり手ぶりを交えて紹介。予選を勝ち抜いた4人で決勝を行いました。
「あん」は、どら焼き店の男性店長と、あん作りが上手な元ハンセン病患者の女性との触れ合いを描いた物語。郷原さんは「物語のラストは、長文のおばあさんの手紙。自分の生きる意味や世の中に与える影響を考えさせられる。ぜひ読んで心の揺さぶられ方を探してみて」と語りました。他の決勝進出者(紹介本)は浜田商業高1年坂根ほの果さん(「千年後の百人一首」)、松江南高1年岡田詩歩さん(「友罪」)、大田高2年三明莉子さん(「最後だとわかっていたなら」)。
(2018年10月15日 17:06)