大分代表は芸術緑丘の狭間さん...中学は大分豊府の森本君

 第4回高校ビブリオバトル大分県大会(大分県教委、大分県学校図書館協議会主催)が18日、大分市の大分県立図書館で開かれ、県立芸術緑丘高3年の狭間美華さん(18)が優勝。狭間さんは、来年1月20日に東京・よみうり大手町ホールで開催される「マイナビ第5回全国高校ビブリオバトル決勝大会」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管、マイナビ特別協賛)への出場権を得ました。狭間さんは、亡くなった人が大事な人の物に取りつくことでそばにいようとする姿を描いた短編集「とりつくしま」(東直子著、筑摩書房)を紹介、「優勝できてびっくりしました。決勝大会では、具体例も交えながらもっと内容をしっかり伝えたい」と話していました。

 また、第3回中学校ビブリオバトル大分県大会も同時に行われ、環境問題が深刻化した近未来の東京を描いたSF小説「シャングリ・ラ」(池上永一著、KADOKAWA)を紹介した県立大分豊府中3年の森本祥平君(15)が優勝しました。森本君は、来年3月24日に東京・よみうり大手町ホールで行われる決勝大会に出場します。

(2018年11月19日 15:53)
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