長野県代表に飯田高・下島さん

「星やどりの声」を紹介し優勝した下島さん

 高校生がお薦めの本を紹介する書評合戦「マイナビ第5回全国高校ビブリオバトル決勝大会」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管、マイナビ特別協賛)の県大会が23日、塩尻市の市民交流センターで行われ、「星やどりの声」(朝井リョウ著)を取り上げた飯田高2年、下島優季さんが優勝した。下島さんは、来年1月に東京都で開かれる全国大会に出場する。

 県大会には、25人が参加。各自5分の持ち時間で本の魅力を語り、聴衆が投票で最も読みたくなった本を選んだ。

 下島さんは、本を「7人家族の絆を描いた」と紹介。セリフ部分は気持ちを込めて話すなどして、聴衆を引きつけた。全国大会については、「緊張はあるが、自分の好きな本の良さを全国に届けたい」と意気込んだ。

(2018年11月26日 16:06)
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