全国中学ビブリオバトル、長崎大会は小村花さんV
第5回中学生ビブリオバトル長崎県大会(長崎県中学生ビブリオバトル実行委員会主催、活字文化推進会議・長崎市立図書館共催、読売新聞西部本社など後援)が12月6日、長崎市立図書館で行われ、佐世保市立祇園中2年の小村花さんが紹介した本が最高賞のチャンプ本に輝いた。小村さんは、来春開かれる第9回全国中学ビブリオバトルに出場する。
写真集「目でみる日本史」を紹介
長崎県内の中学生6人が出場。1人5分の持ち時間でお薦めの本を紹介し、来場者が最も読みたくなった本に投票した。
小村さんは「目でみる日本史」(岡部敬史、山出高士著、東京書籍)を紹介。歴史上の人物の視点で景色を撮影した写真集で、「歴史上の人物が実際に見た景色の写真を通して、誰でも胸の高まりを感じられる一冊」と魅力を伝えた。小村さんは「しっかり魅力を伝えることができて良かった。全国でもチャンプ本を目指したい」と意気込んだ。
準チャンプ本には、川棚町立川棚中2年の渋川心空(みそら)さんが紹介した小説「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」(汐見夏衛著、スターツ出版)が選ばれた。
(2025年12月10日 16:35)



