サッポロビール「酒活」×関東学院大

絆創膏を使ったテストを学生に教える人見さん(左)

 大学生に正しい酒の飲み方や知識を知ってもらおうとサッポロビールは7月3日、横浜市金沢区の関東学院大で、就活(就職活動)ならぬ「酒活(しゅかつ)」講座を開いた。企業・団体と学校の交流を図る読売新聞教育ネットワーク活動の一環。

 

 同大の運動部を中心とする学生98人が参加。サッポロホールディングス・コンプライアンスグループの人見章マネジャーが講師を務めた。

 講義では、酒に酔うとはどういう状態で、酔いの程度によって脳にどんな影響があるかなどを説明。消毒用アルコールと絆創膏(ばんそうこう)を使い、酒に強いか弱いかを調べるテストも行った。

 人見さんは「酒を飲めない体質の人は鍛えても強くならない」と説明し、飲めない人に無理強いをしてはいけないと強調した。

 また、社会人の心得として、酒のつぎ方や接待の席順なども説明。参加した文学部4年堀祐輔さん(21)は「ちょうど就活中で、参考になることが多かった」と話した。

(2015年7月 6日 14:25)
TOP