土曜日は保護者も学べる出前授業

ワークも交えながら行われた授業。情報を見る目の大切さを学んだ

ニュースリテラシーがテーマ~足立区立入谷南中(東京)

 

 土曜日の学校公開に合わせて、保護者にも新聞の活用法を学んでもらえる出前授業が、足立区立入谷南中学校で行われた。

 同校では、1週間の「新聞活用週」を設けており、生徒たちは提示された記事について感想を書くことに取り組んできた。2月15日に行われた授業は、「ニュースリテラシー」をテーマに、締めくくりとして、1・2年生の生徒200人が参加した。

 講師を務めたのは、読売新聞東京本社教育ネットワーク事務局の石橋大祐記者。「フェイク(偽)ニュースに騙されない」ための「情報を読み取る目」の鍛え方に続いて、効率の良い「新聞の読み方」を伝授した。

 石橋記者は、「大量の情報の中から本当に自分に必要なことを見つけていくには、日々の訓練が必要」と強調。「見出しを手がかりに新聞から大事な情報を探すことがその練習になる」と訴えた。参加した保護者は「正確な情報の大切さがよくわかった」と話していた。

 読売新聞では、新年度から保護者も一緒に聞ける出前授業の活用を呼び掛けていく。

 

 申し込みは>>こちらから。

(2020年3月 9日 14:00)
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