2030 SDGsチャレンジ

北海道大会[第9回全国ユース環境活動発表大会]1

北海道士幌高・環境班

 環境保全などに取り組む高校生を対象にした「第9回全国ユース環境活動発表大会」(環境省など主催、読売新聞社後援)の地方大会が2023年12月に行われた。各地方大会で「地方大会最優秀賞」、「高校生が選ぶ特別賞」を受賞し、2024年2月に開催される全国大会(東京)に出場予定の16校を紹介する。

 2023年12月3日に行われた北海道地方大会は10校が審査に臨んだ。審査の結果、「地方大会最優秀賞」には北海道士幌高「環境班」が、「高校生が選ぶ特別賞」には、北海道岩見沢農業高「自然エネルギー班」が、それぞれ選ばれた。

 

地方大会最優秀賞

北海道士幌高校「環境班」

「持続可能な地域環境を目指して~防風林に対する農家の経営意識改善を~」

 学校がある十勝地域で発生する「日高おろし」と呼ばれる突風を減らすための防風林が減少しているため、保護活動に取り組んだ。農業生産と地域環境の維持のため、農業や環境、地域の調和を図り、持続可能な地域環境を目指している。

 

高校生が選ぶ特別賞

北海道岩見沢農業高「自然エネルギー班」

「地域の未利用資源を活用した北海道周年栽培モデルの確立に向けた研究」

 豪雪地帯である岩見沢市。道内有数の稲作地帯でもあることから、精米の過程で出る「もみがら」を活用し、豪雪地帯での周年栽培実現に取り組んだ。農家所得の向上や、冬場の道産野菜確保や新たな北海道ブランドの創出を目指している。

 


▶2.東北大会

 

(2024年1月30日 09:37)
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