2030 SDGsチャレンジ

世界の問題 調べてまとめる(大阪・枚方市立東香里小学校)

 

 2月に予定している全学年の探究学習プレゼンテーション「東香里TED」で、今年度の成果を発表します。  聴衆に体験や考えを発表する米の非営利団体「TED」のイベントにちなんで名付けました。

 

 4年生はまず、SDGsについて教材などを使って、知識を深めました。その上で、1学期の終わりにクラスを6グループに分け、各グループがSDGsの課題解決を目指す会社を設立しました。各グループで、「すべての人に健康と福祉を」「海の豊かさを守ろう」などSDGsの目標から選び、「達成SDGs」「Future」などの会社名を決めました。そして世界で起きている問題について、さらに深く調べました。

 

 10月中旬には、調べたことや思いついたことなどを、A1サイズの紙に付箋などを使ってまとめました。アフリカの子供の健康状態に関心を持つグループは「なぜ病院が少ないか」「助ける」などと書き込みました。

 

 児童の一人は「海にゴミがなぜ多いのかとか、少なくするにはどうすればいいのかとか、自分たちで出来ることは何か考えて実行したい」と話していました。

 1月からは、考えてきたアイデアをもとに、問題の解決に役立つロボットを考え、ロボットプログラミングに取り組みます。こうした活動を通して、自ら問いを持ち、行動するようになったと感じています。

(小笠裕士先生)

 

 


(2023年1月12日 13:00)
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