2030 SDGsチャレンジ

「記者の技」で企業インタビュー(東京・江戸川区立松江第二中学校)SDGsチャレンジリポート

プロの記者に教わった「技」で、SDGsに取り組む企業を取材しました(同校提供)

「SDGs@スクールチャレンジ」参加校から寄せられた実践活動を紹介します。

 

 

【江戸川区立松江第二中学校・鈴木一穂先生】

 

 SDGsに取り組む企業を「取材」しました。新2年生は、1年生だった2020年度、総合学習の時間にSDGsを学んできました。ただ知識として学ぶのでは意味がありません。企業などで働く社会人は、SDGsについてどのように取り組んでいるのか。話を聞くことによって、自分たちの身の回りにある課題を再認識できれば、とインタビューを企画しました。

 

 インタビューに先立つ2月、読売新聞の記者に出前授業をお願いしました。コロナ禍もあり、企業へのインタビューはオンラインでお願いするしかありません。初めて話を聞く社会人。限られた時間の中、どのように質問をすればいいのか。「事前の下調べが大切」「用意した質問だけではなく、その場で浮かんだ疑問を深掘りする」など、「プロ」の技を伝授してもらいました。

 

 3月に行ったインタビューでは、生徒たちは22の班に分かれて、IT、食品、通信などの企業や江戸川区役所、NPOなどに取材しました。「なぜ食品ロスに取り組んでいるのか?」「障害者の雇用率は?」「私たち中学生にでもできることは?」。プロの記者に習った技術を意識しながら、生徒たちは、限られた時間の中で、社会人に次々に質問をぶつけました。「SDGsは身近にあることがわかった」「SDGsに取り組むメリットがわかった」。インタビューをまとめた冊子は、生徒たちの前向きな「気づき」にあふれています。これから少しずつ将来の進路を意識する中で、「SDGs」も、選択の一つの基準になってくれればと思います。

 

進路選択にもSDGsの視点を

 

 目標12「つくる責任つかう責任」では、消費者であるわたしたちが生産者の企業の取り組みを知る事で目標達成に迫ることができます。身近なことを調べていくことで、SDGsを意識して行動することにつながります。進路の基準からひいては人生の指針へ。人生をどう生きていくかと考えることにもつながる大切な学習になります。(読売新聞東京本社 教育ネットワーク・アドバイザー 田中 孝宏)

(2021年4月 6日 11:25)
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