1. 貧困をなくそう
お金がなくて、食べ物や服が買えず、病気になっても病院に行けない。世界に、そして日本にもまだまだそんな人がたくさんいます。
2. 飢餓(きが)をゼロに
飢餓とは、いつもお腹をすかせていることです。栄養が不足して、命を落とすこともあります。世界にはそんな人が8億人以上います。
3. すべての人に健康と福祉を
恐ろしい病気は世界にたくさんあります。医療が整っていない「途上国」などで500万人をこえる子どもが5歳になる前に亡くなっています。
4. 質の高い教育をみんなに
大人になっても字を読んだり書いたりできなかったら大変です。小学校に通えない世界の子供たちは5900万人という調査もあります。
5. ジェンダー平等を実現しよう
「女だから」「男だから」というだけで役割を決めたりしてはいけません。性別に関係なく全員が活躍できる社会を目指しましょう。
6. 安全な水とトイレを世界中に
水を運ぶために子どもが学校に通えない国々があります。2030年には、世界で必要な水の40%が足りなくなると予想されています。
7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
石炭や石油を使って電気をつくると、地球温暖化が進んでしまいます。風力や水力など「再生可能エネルギー」を利用しましょう。
8. 働きがいも 経済成長も
貧しい国で、家族のめに、農園や工場などで大人よりも安い賃金で働かされている子どもの数は、世界で1億3000万人もいます。
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
インターネットを利用できない人は40憶人近く。世界の約半数。水道や交通など、生活に欠かせないものを整えてることが必要です。
10. 人や国の不平等をなくそう
世界で最もお金持ちな8人の資産は、世界で最も貧しい36憶人の資産とほぼ同じ。みんなが活躍できる世界を目指しましょう。
11. 住み続けられるまちづくりを
65歳以上のお年寄りが住民の50%をこえた「限界集落」は全国で2万か所。まちのために自分でもできることを考えてみましょう。
12. つくる責任 つかう責任
まだ使えるのに捨ててしまっているモノ、ありませんか?未来のためにゴミを減らし、リサイクルを広げていきましょう。
13. 気候変動に具体的な対策を
日本でも夏になると猛暑や大雨のニュースを多く聞きます。地球温暖化を食い止めるため、公共交通機関を使うなどの努力が必要です。
14. 海の豊かさを守ろう
お店のトレーやストローなど、世界では毎年800万トンのプラスチックが海に流れ出ています。日本でもレジ袋が有料になりました。
15. 陸の豊かさも守ろう
世界では、1年に330万ヘクタールの森林が減っています。森林が失われると災害が起きたり、生き物をはぐくむ機能が失われます。
16. 平和と公正をすべての人に
戦争や暴力によって住む場所を追われてしまう人がいます。こうした国や地域でくらす子どもは、世界に2億4600万人もいます。
17. パートナーシップで目標を達成しよう
SDGsの目標は一人の力では達成できません。一人ひとりが問題を「じぶんごと」としてとらえ、国を越えて力を合わせましょう。