全国高校ビブリオバトル地方大会、広島でスタート...優勝者第1号は東矢里咲さん
高校生が愛読書の魅力を発表し合い、参加者の投票で一番読みたくなった本を決める「全国高校ビブリオバトル広島県大会2025」(ひろしまビブリオ実行委員会主催、広島県教育委員会、読売新聞社など後援、廣文館、にしき堂、広島銀行協賛)が7月20日、広島市中区の広島大東千田キャンパスで行われた。
ミステリー小説「スイッチ 悪意の実験」を紹介
大会には23人が参加。予選を突破した5人が決勝に進出し、ミステリー小説「スイッチ 悪意の実験」(潮谷験著、講談社)を紹介したノートルダム清心高2年の東矢里咲さん(16)が優勝した。東矢さんは、来年2月8日に「TAKANAWA GATEWAY CITY」(東京都港区)で開かれる全国大会(JR東日本特別協力)に県代表として出場する。
東矢さんは「この本の魅力を全国に発信する機会をもらえたことがうれしい」と笑顔を見せた。
準優勝は、ゲーム原作者による小説「魔女の家 エレンの日記」(ふみー著、KADOKAWA)を紹介した県立廿日市西高2年の酒本彩音さん(16)だった。
今年度も全都道府県で地方大会
第12回全国高校ビブリオバトルの予選を兼ねた地方大会は、2025年12月までに47都道府県で開催が予定されている。