2019年度「読売NIE土曜サロン」の講師を務めたお2人が、3月末で任期を終え、退任しました。最後の3月サロンは中止となってしまいましたが、2講師からのお別れのメッセージをお送りして2019年度サロンの締めくくりとさせていただきます。なお、20年度は「よみうりNIE交流会」を開いています。
庭野優子 講師
東京都文京区立明化小非常勤講師
歴史ある土曜サロンの講師として、参加者の皆さんと新聞の面白さを感じ合うことができて、とても有意義な時間をもつことができました。
今年度は「誘う、親しむ、広がる...!」をテーマにアイデアを持ちより、『新聞活用アイデア集』を作成することができました。昨年11月に開催した第100回記念とも合わせて、よい成果となったと自負しています。1年間、ご協力いただき、ありがとうございました。
村山正子 講師
東京学芸大非常勤講師
新聞活用が広がっていくにはどうしたらいいのでしょうか。
教員が授業で一つの記事を扱うだけでなく、そこから発展して、子どもたちが日常的に新聞に触れていく、また、教職員も新聞を使ってみたくなり学校全体に広がっていく、そんなNIEを提案したいと考えていました。
今回の土曜サロンでは、そのような視点で運営させていただき、「誘う、親しむ、広がる...!」をテーマに、皆さんのすばらしいアイデアと討論で、勉強させていただきました。
新聞は「報道」です。一つの単元の教材文として扱うことから離れて、メディアへの姿勢や社会に対する見方を考えさせていきたいものですね。