本や新聞などの活字文化を守り育てるため、読売新聞社が2002年に設立しました。各界の有識者、出版関連団体のトップがメンバーで、現在は作家の浅田次郎氏が委員長を務めています。公共図書館や出版社、大学や都道府県教育委員会などと協力して「21世紀活字文化プロジェクト」を展開しています。
プロジェクトの中核は、書評ゲーム「ビブリオバトル」の中学、高校、大学年代の全国大会開催です。「ビブリオバトル普及委員会」と緊密に連携し、大会運営にあたっています。作家、評論家、読書好きの芸能人らを講師に招いて読書の楽しさを語ってもらう読書教養講座や活字文化公開講座も、各地の大学で開催しています。さらに、学校図書館の充実や「本の街」こと東京・神保町の魅力を発信するイベント運営にも加わるなど、読書推進や活字文化の振興を目指し、さまざまな活動に取り組んでいます。
2024年5月、読売新聞東京本社内での第22回活字文化推進会議から