多くの大学で学園祭が行われる11月。3年生の就職活動も加速しています。そんな中、企業の人事担当者と直接話せるイベントが開催されました。
(キャンパス・スコープ編集部)
トップ企業と交流会
前日までの雨が嘘のような好天に恵まれた11月3日、会場のアクロス福岡(福岡市中央区)は、50人以上の大学生でにぎわっていました。
「年内で選考対策完了!企業研究&交流会in福岡」と題して行われたイベントは、午前の部と午後の部の2部構成です。それぞれ3社の人事担当者が、業界説明や、自社の強み、仕事のやりがいなどを講演形式で紹介しました。
講演に続いては、各社の人事担当者との交流会です。3つに分かれた学生のグループを、企業の人事担当者が順番に回ります。午前と午後、両方参加すれば、計6社の人事担当者と直接話すことができるという仕組みです。
ある企業の担当者は、自社の社風について、「人を大事にし、人を伸ばしていく会社」と紹介しました。「仕事を通じてどんどん成長していくことができる」という点をやりがいとして挙げていたことが印象的でした。
別の企業の担当者は、求める人物像を「理念に共感してもらえる人」と表現しました。一口に企業・業界研究と言っても、様々な視点が必要です。このように、社会人と直接話せる機会を活用しながら、自己分析を続けていくことが大切だと感じました。