読売新聞教育ネットワークは、記者や企業・団体の専門家が全国の小中高校などに出向く「出前授業」の希望を受け付けています。
教育ネットワークの田中孝宏アドバイザーは3月24日夜、東京都立足立高校で定時制に通う生徒約50人に授業をしました。フェイクニュース(偽情報)の見分け方や新聞の読み方を伝える「ニュースリテラシー」がテーマです。
「報道機関は事実関係の裏付けを取り、社会全体に向けて『ニュース』を発信している。SNSには、個々の利益や楽しみのために流された根拠の乏しい『情報』があふれている」。田中アドバイザーはこう語り、「ニュースと情報を区別するのが第一歩」と強調しました。クマに人が襲われる被害が相次いだ頃にSNSで出回った情報の中から、偽写真を見つけるクイズも出題。「最近は画像やグラフを加工して印象操作をする偽情報が目立つ」と注意を促しました。
メモを取って熱心に聴いた生徒たちは10歳代から70歳代までと幅広く、多くは日中に働きながら通学しています。授業後、海外出身の子どもたちの生活支援に携わっているという51歳の女性は「日常生活にも仕事にも役立ちそう」と話しました。
読売新聞の記者や田中アドバイザーによる出前授業は、「新聞の作り方」「記者のインタビュー術」「探究学習に挑もう」など、各校の要望に応じてテーマを決めています。教育ネットワークに参加する企業、団体、大学の専門家が講師を務める授業は、金融やキャリア教育、防災など約70種類のプログラムの中から選べます。
申し込みはこちらから。授業を希望する日の1か月前までにご連絡ください。
ニュースリテラシーを語る田中アドバイザー