年が明ければ2025年。3年生はいよいよ就活が本格化します。11月最後の日曜日、企業の人事担当者と直接話せるイベントが大阪市で開催されました。
(キャンパス・スコープ編集部)
チャレンジし続けられる人材に
「年内で選考対策完了!企業研究&交流会in大阪」と題して11月30日に行われたイベント。会場の「難波御堂筋ホール」には3年生を中心に約50人が集まりました。3社の人事担当者が、業界説明や、自社の強み、仕事のやりがいなどを講演形式で紹介します。ある担当者は、求める人材像について「同じことをやっていたら明日はない。やらないよりはやって失敗して、起き上がれるタイプ」と表現しました。誰もが知っているような有名企業でも、チャレンジする姿勢が必要なのだと実感します。
講演に続いては人事担当者との交流会です。3つに分かれた学生のグループを、企業の人事担当者が順番に回ります。ある担当者は、仕事のやりがいについて「人の相談を受けて、答えることによって成長できる」と話しました。別の担当者は、働く環境について「若手・新人の教育を重視している。多様性が企業のちからになる」と力説しました。一口に「社風・企業風土」と言っても、それぞれに違いがあり、自分に合った会社を探していくことが大切なのだと思いました。
交流会が終わっても、質問を希望する学生がそれぞれの担当者のところに列を作る姿が見られました。やはり気になるのは、どうすれば「内定」を取れるか、という点です。ある担当者は、「たくさん内定をとっても、入社できる会社は一つ。その会社の価値観が本当に自分に合っているか、考えることも大切」とアドバイスしました。直接会わなければ聞けないような話の数々に、「就活力」が高まっていくことを感じます。年明けから本格化する選考に向けて、本当に自分に合った会社・業界はどこなのか、考え続けていきたいと思いました。