九州産業大学付属の九州産業高校(福岡県筑紫野市)と九州高校(福岡市)では、高校と大学の教育をつなぐ「高大接続」を進めるための「大学入学前教育」を開きました。
高校の授業から大学の講義へ、スムーズに移行できるよう、新聞を教材にして生徒の思考力や判断力、表現力を鍛え、大学入学後に役立つ"学ぶ"態度を育んでもらうことが目標です。
両高から大学入学を控えた3年生が参加。西部本社生活文化部の堀家路代記者が講師を務めました。
九州産業高校で開いた第1回講義では、グループに分かれて、その日の朝刊で最も気になった記事を選んで理由を発表しました。また、鳥インフルエンザ対策に関する記事を読み、見出しを付けることにも挑戦。グループごとに活発に意見を出し合ってまとめていました。
受講生の一人は「議論を通して多様な意見があることを知り、自分の考えを深めていくことができ、勉強になった」と話していました。
【実施期間】九州産業高校 3回(2018年1月~2月)/23人
九州高校 3回(2018年1月~2月)/50人