「本音を引き出す会話術」テーマに 進学塾「浜学園」(兵庫)

 関西の名門校受験に実績のある進学塾「浜学園」の経営企画部員を対象に、新聞を活用してコミュニケーション力を高める「新聞のちから」研修が2020年度から始まり、6月25日に兵庫県西宮市の西宮本部で最初の講義が行われました。

 

 初回は、読売新聞大阪本社「新聞のちから」委員会事務局の瀧上和世講師が「本音を引き出す会話術」のテーマに実施しました。その中で、対話をしながら仕事を有利に導く力として「質問する力」に焦点をあて、質問力を高めるために必要な項目を1つずつ説明しました。

 

 その後、読売新聞掲載の「顔」のコーナーを例に挙げ、人物を紹介する文章を書くためにお互いにインタビューする演習を行いました。それぞれが最近興味を持っていることを発表し、それについて他の受講生が質問をする、という形式のワークは、それぞれの話が大いに盛り上がり、終始和気あいあいとした雰囲気で進められました。

 

 研修は3回シリーズで、次回の7月の講義では、この日のインタビューを基に実際に記事を書く演習も行う予定です。

 

 オンライン上に原稿を書くために塾の講師らにインタビューをした経験があるという受講生は「インタビューする時に、どういうことを意識して話を聞けばいいのかがよく分かった」と感想を語っていました。

(2020年7月 1日 09:50)
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