取材したくなる「広報文」学ぶ マルホ(大阪)

皮膚科学に特化した製薬会社、マルホ(本社・大阪市)は、2020年7月から8月にかけて3回にわたり、「新聞のちから」の研修を受講しました。

 

対象は、経営企画部の広報担当者で、研修はいずれも大阪本社で実施しました。初回は、情報収集で他社と差をつける「新聞の読み方」で、「新聞のちから」委員会事務局の瀧上和世講師が講義しました。 参加者は、ワークを楽しみながら、情報を収集する力を鍛えました。2回目の講義は、霜田聖次長が、「文章講座」を実施。わかりやすい文章を書くために、新聞記者が実践しているノウハウを伝授し、実際の文章作成作業などを通じ、実力を磨きました。

 

8月18日に行われた最終回は、「記者が取材したくなるプレスリリースの書き方」。戸田博子事務局長が講義し、記者に伝わりやすいプレスリリースの基本を確認しました。さらに、マルホが過去に報道機関向けに出したニュースリリースをもとに、構成、用語の使い方などを徹底チェックしました。いずれの回も、熱心な質疑応答の時間がありました。

 

参加した広報担当者(40歳代)は、「報道側の行動や思考を理解でき、簡潔な文章とリリースの書き方を学ぶことができました。PRスキル、情報発信力を高めることができたと思います」と、充実した研修時間を振り返っていました。

(2020年8月18日 13:58)
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