読売新聞教育ネットワークの関西初の出前授業が1月14日、大阪府高石市の羽衣学園高校（馬場英明校長）の1年生5クラスで行われた。

　読売新聞東京本社社会部の永瀬章人記者が、新聞記者の仕事について執筆した記事などを見せながら授業を行った。

　仕事で使う七つ道具として、パソコンやカメラなどを挙げ、永瀬さんは「特に取材ノートは、読み返して、次の取材のネタのヒントになることもあり、捨てられない」と強調した。

　また、東日本大震災で岩手県大船渡市に取材に行った体験に触れたり、現在の仕事である読売中高生新聞の企画の裏話を披露したりした。

　最後に、永瀬さんは「社会人になると、新しく友達を作るのは難しい。今のうちにたくさん友人を作ったり、本を読んだり、夢中になれるものを見つけましょう」とアドバイスした。

　松葉愛音（あいん）さんは「記者の種類が色々あると知らなかった。家で新聞を見てもじっくり見ていなかったので、ちゃんと見ようと思った」と話した。