西大和学園中で江崎グリコなど5企業が出前授業

嗅覚試験を体験する生徒たち

 企業と学校の交流を図る「読売新聞教育ネットワーク」の出前授業が11月22日、奈良県河合町の西大和学園中であった。
 ネットワークに参加する日本生命、大和証券、東レ、江崎グリコ、読売新聞の5社の社員が、業界や仕事の内容を紹介。同校の1年生約220人は希望する企業の教室に分かれ、それぞれ株価や保険の仕組み、水を浄化する技術などについての講義に聴き入った。

 

 江崎グリコの授業では、お客様センターの社員が、ドナルド・トランプ次期米大統領が離脱の意思を表明し、今後の行方が注目されている環太平洋経済連携協定(TPP)や、まだ食べられるのに廃棄される「食品ロス」などについて、クイズを交えながら解説。生徒たちは、液体の甘味やうま味などを判断する味覚試験や、異なる香料が入ったジュースのにおいを比べる嗅覚試験を体験した。

 

 藤田慧斗君(13)は「毎日、かなりの量の食べ物が無駄になっていることを知って驚いた。普段あまり意識しない食の知識が深まった」と話していた。

 


江崎グリコの教育プログラム

>>噛むって大切!噛むとどんないいことがあるかな?(小1~3向き)

(2016年11月29日 10:00)
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