三浦工業×読売新聞「プラネタリウム環境教育」愛知県で実施

環境授業ではペットボトルで雲を作る実験も行った

 ボイラーの製造販売を手がける三浦工業(本社・愛媛県松山市)と読売新聞社の共同プログラム「プラネタリウム環境教育」の出前授業が、9月10日、愛知県の岡崎市立六ツ美中部小学校で行われた。4年から6年生の141人が参加。気象予報士による環境授業を受けた後、プラネタリウムを鑑賞した。

 

 「空を見るとわかること」をテーマにした環境授業では、気象予報士の岩名美樹さんが講師を務め、空に浮かぶ雲の種類について説明したり、地球温暖化が進むとどうなるのかを「2100年 未来の天気予報」と題してわかりやすく紹介したりしながら、「空を見上げて地球環境のことを考えてみよう」と呼びかけた。

 

 その後、体育館に移動し、プラネタリウムを鑑賞。1日限りで設置された直径約7mのドーム型テントに、星座や銀河系の高精細な映像が映し出されると、生徒たちはじっと見入っていた。

 

 授業後のアンケートでは、「僕たちの地球は温暖化が進んでいる。エネルギーの無駄づかいをやめます(4年)」「宇宙から見たら、僕たちはあまりにも小さかったので驚きました(5年)」「少しでも生物や地球を守りたい。自分もたまには電気を消して夜空や星を見たい(6年)」などの感想が寄せられた。星空や地球環境を、自分の暮らしとつなげて考えるきっかけになったようだ。

体育館に設置された移動式プラネタリウム
プラネタリウムを鑑賞する生徒たち

 このプロジェクトは、環境負荷低減に配慮した製品の開発に取り組んでいる三浦工業が今年5月に設立60周年を迎えたのを記念した社会貢献事業の一つ。「そのひらめきに、愛はあるか」を合言葉に、環境問題を考えるきっかけを提供している。


三浦工業の教育プログラム

>>プラネタリウム環境教育プロジェクト

(2019年9月26日 11:00)
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