三浦工業×読売新聞「プラネタリウム環境教育」スタート!

 ボイラーの製造販売を手がける三浦工業(本社・松山市)と読売新聞社の共同プログラム「プラネタリウム環境教育」の初めての授業が7月3日、松山市立堀江小学校で行われた。6年生の1~4組113人が気象予報士の縣(あがた)梨花さんによる環境授業とプラネタリウム鑑賞に参加した。

 

 「空を見るとわかること」をテーマにした環境授業では、縣さんが「月にかさが見えると次の日の天気は?」「星がまたたいている時、次の日の天気は?」などと質問。いわし雲や積乱雲など雲の種類についての説明を受けたり、高気圧に覆われている時や湿度が低い時などに空がきれいに見えるとの話を聞いたりして、子どもたちは納得した様子だった。

 

 子どもたちの代表2人が、ペットボトルを使って雲を作る実験にも挑戦。縣さんが地球温暖化が進めば天気はどうなるのか、をテレビキャスター風に解説すると大きな拍手が起きた。

 

 体育館に移動して、臨時に設置されたプラネタリウムで星や星座などを鑑賞。地球が太陽の周囲を回っていることや、太陽も数ある星の一つであることなど、宇宙について理解を深めた。授業を終えた子どもたちからは「立体感があっていい勉強になった」「家族の中でも省エネを呼びかけたい」などとの感想が聞かれ、自分たちができることを見つめ直す機会となったようだ。

 

 このプロジェクトは環境負荷低減に配慮した製品の開発に取り組んでいる三浦工業が今年創立60周年を迎えたのを記念した社会貢献事業の一つ。「そのひらめきに、愛はあるか」を合言葉に、環境問題を考えるきっかけを提供している。


三浦工業の教育プログラム

>>プラネタリウム環境教育プロジェクト

(2019年7月 8日 09:50)
TOP