大学ビブリオ首都決戦、群馬大・中山さんがGチャンプ本に
大学生らがお薦めの本の魅力を熱く語り、最も読みたくなった本を聴衆の投票で決める書評合戦「第10回全国大学ビブリオバトル首都決戦」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管)が12月22日、東京都千代田区のよみうり大手町ホールで開かれました。
「天国からはじまる物語」(ガブリエル・ゼヴィン著、理論社)を紹介した群馬大理工学部1年の中山息吹(いぶき)さんが優勝し、最高賞の「グランドチャンプ本」を獲得しました。準グランドチャンプ本は中国Cブロック代表の尾道市立大学芸術文化学部3年の服部圭さんが紹介した「少年の名はジルベール」(竹宮惠子著、小学館)。俳優の鈴木勝吾さんらゲスト3人が選ぶゲスト特別賞は大阪大学経済学部3年の北野翔大(しょうだい)さんが紹介した、数学者岡潔の随筆集「春宵(しゅんしょう)十話」(光文社)。
地区予選には128校1349人が参加し、勝ち抜いた代表36人がこの日の決戦に臨みました。
(2020年1月 7日 11:01)