新庄耕さん&汐見夏衛さん...映像化作品が話題沸騰の両作家、全国高校ビブリオバトルで対談へ【観覧者募集】

新庄耕さん(左、撮影:chihiro.)と汐見夏衛さん

 高校生のお薦め本ナンバーワンを決める「第11回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会」(2025年1月26日、よみうり大手町ホール)に「地面師たち」の作者・新庄耕さんと、「あの花が咲く丘で、君と出会えたら。」の作者・汐見夏衛さんがやってきます。ゲスト作家としてトークセッションに出演するほか、表彰式でプレゼンターも務めます。

 観覧の申し込み窓口はこちら。QRコードからも申し込めます。

 

新庄さんは「地面師たち」、汐見さんは「あの花~」がヒット

 新庄さんの「地面師たち」は、不動産売買をめぐって実際に起きた詐欺事件をモデルにした社会派小説で、2019年に集英社から刊行されました。Netflixで2024年に実写ドラマ化され、話題沸騰している作品です。汐見さんの「あの花が咲く丘で、君と出会えたら。」は、特攻隊員と現代の女子生徒の時空を超えた恋を描くベストセラー小説で、2016年にスターツ出版から刊行されました。福原遥さんと水上恒司さんのダブル主演で昨年末に映画化され、若い世代の涙を誘いました。

 

 新庄さんと汐見さんには、自作の映像化に対する作家の受け止め方や、それぞれの読書遍歴などをトークセッションで語り合っていただきます。

 

 客席は定員500人。応募者多数の場合、抽選のうえ、観覧券の発送をもって発表に代えます。

 

新庄耕さん

撮影:chihiro.

 しんじょう・こう 1983年、東京都出身。慶應義塾大学環境情報学部卒業。2012年、第36回すばる文学賞を受賞した『狭小邸宅』でデビュー。24年、『地面師たち』がNetflixにて実写ドラマ化され、大きな話題となる。同年、続編『地面師たち ファイナル・ベッツ』と、前日譚を描く『地面師たち アノニマス』を刊行。その他の著書に『ニューカルマ』『カトク 過重労働撲滅特別対策班』『サーラレーオ』『夏が破れる』。

 

汐見夏衛さん

 しおみ・なつえ 鹿児島県出身。2016年、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』でデビュー。現代から太平洋戦争末期の日本にタイムスリップした女子生徒と、特攻隊員の出会いを描いた同作は映画化されヒットした。その他の著書に、野いちご大賞を受賞した『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』など。高校の国語科教員時代の体験をもとに10代の心に寄り添う作品を手掛けている。

 

 *この事業は、一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)の共通目的基金の助成を受け実施されます。

(2024年12月19日 20:30)
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