全国高校ビブリオバトル、栃木大会は床井響明さんV

栃木県内を舞台にした小説でビブリオバトルを制した床井さん

 高校生がお気に入りの本の魅力を語り、最も読みたくなった一冊を投票で決める「全国高校ビブリオバトル」の栃木県大会(栃木県教育委員会主催、読売新聞社など後援)が12月14日、宇都宮市の県総合文化センターで開かれ、小山工業高等専門学校2年の床井響明(なりあき)さん(17)が優勝した。床井さんは来年2月に行われる全国大会に出場する。

 

「青春が何か」軽快に語る

 栃木県大会には21校から21人が出場し、「ナカスイ! 海なし県の水産高校」(村崎なぎこ著、祥伝社)を紹介した床井さんが優勝した。

 

 この本は、栃木県内が舞台で、那珂川町の県立馬頭高校をモデルとした水産高校が登場する。新入生の主人公が個性豊かな仲間と共に、地元食材を使った料理でコンテストを目指す青春小説だ。床井さんは高校の入試問題でこの本に出会ったといい、「自分にとっての青春が何かを理解することができた」などと本の魅力を軽快に語った。

 

 受賞後、床井さんは「緊張してうまく話せなかったところもあり、優勝できて驚いた。県大会で勝ち上がった勢いのまま、全国でも優勝したい」と意気込んだ。

 

 全国大会(特別協力・JR東日本)は来年2月8日、東京都港区の「TAKANAWA GATEWAY CITY」で開催される。

 

 ビブリオバトルは、発表者が面白いと思った本を5分間で紹介し、参加者全員で発表に関する討論を行い最も読みたくなった本に投票する書評合戦で、「本の甲子園」とも呼ばれている。

(2025年12月18日 13:50)
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