全国高校ビブリオバトル、鳥取大会は竹中芽生さんV
高校生がお気に入りの本を紹介し合い、一番読みたくなった本を決める「全国高校ビブリオバトル」鳥取県大会(鳥取県教育委員会主催、活字文化推進会議、読売新聞社など後援)が12月14日、倉吉市で開かれ、鳥取東高2年竹中芽生さん(17)が優勝した。来年2月8日に東京の「TAKANAWA GATEWAY CITY」で開かれる全国大会(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管、JR東日本特別協力)に出場する。
「コーヒーが冷めないうちに」がチャンプ本
鳥取県大会には11校から16人が出場。5分の持ち時間で好きな本の魅力を語った。出場者と来場者の投票で予選4グループから各1人が決勝に進み、竹中さんの「コーヒーが冷めないうちに」(川口俊和著)が最多得票の「チャンプ本」に選ばれた。
望んだ時間に移動できるという喫茶店が舞台。時間移動はコーヒーが冷めるまでの短い間だけだが、後悔を抱えた人々が過去に向き合い、これからの自分を決めていくストーリーだ。
竹中さんは「この作品は悲しみを完全に消してくれる物ではない」と前置きしたうえで、「現実が変わらないことはわかっている。だからこそ悲しみを抱えたまま、一歩ずつ進む登場人物に心が動く」と訴えた。
竹中さんは「しゃべり方や身ぶりなど、みんなのテクニックを手本にして、本の魅力がより伝わるように頑張る」と意気込んだ。



