全国中学ビブリオバトル、埼玉大会は松浦穂乙香さんV

お薦めの本を紹介する松浦さん

 中学生がお薦めの本の魅力を語り、読みたくなった本を会場の投票で決める「図書館と県民のつどい埼玉2025 中学生のビブリオバトル」(埼玉県教育委員会など主催)が12月14日、さいたま文学館(桶川市)で開かれた。25人の参加者から「二人一組になってください」(木爾チレン著、双葉社)を紹介した川口市立高校付属中3年の松浦穂乙香さん(15)が優勝した。

 

小説「二人一組になってください」がチャンプ本

 この作品は、卒業式直前に始まったデスゲームを描いたサスペンス。女子高校で「誰かと手をつながないと死ぬ」という設定のゲームが始まり、余った生徒は左胸のコサージュの仕掛けによって、無残な死を遂げる。

 

 友情やいじめの問題を掘り下げた小説を、松浦さんは「人の心を具現化したような本」と紹介。「本当の友達とは何かを考えさせられる。二人一組という言葉にトラウマがある人にもぜひ読んでほしい」と呼びかけた。

 

 松浦さんは、来年3月22日に東京都千代田区のよみうり大手町ホールで開かれる全国大会に出場する。「しっかり練習して、良い結果を残せるようにしたい。自分の持つ最大限の力で本の魅力を伝える」と意気込んだ。

(2025年12月18日 14:00)
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