ご当地の人気作家「直木賞・今村翔吾&気鋭の新人・宮島未奈」がゲスト...滋賀県での全国中学ビブリオバトル

左側は今村翔吾さんと直木賞作品「塞王の楯」(集英社)、右側は宮島未奈さんとデビュー作「成瀬は天下を取りにいく」(新潮社)

 中学生たちが愛読する1冊の魅力を語る書評ゲーム「全国中学ビブリオバトル」(2024年3月24日・龍谷大学瀬田キャンパス=滋賀県大津市)のゲスト出演者が、直木賞作家の今村翔吾さん(39)とデビュー作が大ヒット中の宮島未奈さん(40)に決まりました。開催地の琵琶湖畔に全国から集う本好きな少年少女を、大津市在住の人気作家2人が迎えます。

 

 今村さんは、近江の国・大津城で石垣職人と鉄砲職人が対決する「塞王の楯」(集英社)で2022年の直木賞に輝いた歴史・時代小説の名手です。宮島さんは、大津市で暮らす中高生たちの青春を描いた2023年の「成瀬は天下を取りにいく」(新潮社)で鮮烈なデビューを飾りました。郷土色豊かな作品によって、日本全国の読者を魅了する2人。全国中学ビブリオバトルでは決勝前のトークセッションに登場し、互いの読書経験や作家生活の裏話などを語り合うほか、表彰式のプレゼンターも務めます。司会は読書芸人のカモシダせぶんさん(松竹芸能)と、タレントのくわがた心さん(松竹芸能)です。

 

今村翔吾さん

作家

 1984年、京都府生まれ。作家デビュー前はダンスのインストラクターだった。2020年「八本目の槍」で吉川英治文学新人賞。2022年「塞王の楯」で直木賞。精力的な執筆に加え、各種メディアへの出演などを通じた読書推進にも取り組み、大阪府内で書店も営む。

 

宮島未奈さん

作家

 1983年、静岡県生まれ。2021年「ありがとう西武大津店」で、女による女のためのR―18文学賞の大賞など3賞に輝く。同作を含む連作短編集「成瀬は天下を取りにいく」で2023年にデビューした。京都大学文学部卒、滋賀県大津市在住。

今村さんと宮島さんのトークの舞台となる龍谷大学瀬田キャンパスの103講義室

 

「全国中学ビブリオバトル」観覧応募要項

 一般の観覧も無料で受けつけています。希望者は下記のQRコードで表示される申し込みフォームをご利用ください。

会場:龍谷大学瀬田キャンパス(滋賀県大津市瀬田大江町横谷1番5)

時間:正午開会(閉会は午後5時半予定)

入場無料

定員500人

締切:3月17日

 

 ※応募者多数の場合は抽選の上、当選者に観覧券を送ります。発表は発送をもって代えさせていただきます。

 ※開催中に会場内で撮影する写真や映像は、読売新聞などの媒体や団体広報に掲載されることがあります。ご承諾をお願いします。

 ※この大会は一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)の共通目的基金の助成を受けて実施されます。

(2023年11月 6日 09:51)
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