文・理融合の総合大学へ―麗澤大学

記者発表会に臨んだ徳永澄憲・学長(中央)、渡邊信・副学長(右)、小塩篤史・特任教授/EdTech研究センター長(左)

この記事は、教育ネットワーク参加団体「麗澤大学」からのお知らせです

~全学共通教育の体系化を基盤とした教育改革を軸に 2024年に工学部、経営学部の新設を目指し5学部体制へ~


 麗澤大学は、2024年4月に全学共通教育である「麗澤スタンダード」を本稼働するとともに、社会から求められる人材の育成に対応する工学部と経営学部の新設(※)による「文・理融合の総合大学構想」の概要と今後の展望について、2022年3月23日(水)に本学キャンパス内で開かれた記者発表会で発表しました。

 「麗澤スタンダード」は、教養教育の有用性を高め、各専攻分野の専門教育を学ぶ上で土台となる全学共通教育をさらに強化することを目的として導入を決定しました。内容は、「グローバル教育」「道徳教育」「データサイエンス教育」「キャリア教育」の4つのコア科目群で構成され、「グローバル社会を生き抜くグローバル力」「専門的な知識とともに道徳性を併せ持つ人間力」「AI・デジタル社会を生き抜く情報力・技術力」「学び続けるキャリア力」の育成を目指します。併せて本学の教育改革は、2024年度本格稼働に先駆け、2022年度4月から100分授業とクォーター制度を導入。アクティブ・ラーニング等による教育手法の構造改革を行うことで、すべての学生が主体的な学修により、学びの楽しさを体感し、興味・関心を深める教育を提供します。

 さらに、2024年の工学部新設構想(※)の実現に向け、2021年11月には「EdTech研究センター」を設置しました。テクノロジーの進化に対応する教育システムの構築と、EdTech研究を推進する研究拠点となることを目指します。そして、大学における成長と社会で自分らしく活躍するための可能性を最大化することを、本学におけるEdTech(Ed:教育、Tech:テクノロジー)の目的とし、学生自身の目標に向けて習得した知識やスキル、プロジェクトを体験した結果がデータで蓄積される「学びのマップ」、学びをガイドするための「AIメンター」などの導入を現在構想しています。

 今後も強い教育力を兼ね備えた麗澤大学を次世代につないでいき、世界と地域で活躍できる品格あるグローバル人材の育成を目指していきます。


※工学部、経営学部は現在設置構想中


>>詳しくはこちら(麗澤大学ウェブサイト

 

(2022年3月30日 16:38)
TOP