12月9日(日)、神奈川県藤沢市江の島で、プロスポーツ選手とファンや市民が一緒に海岸を清掃する「LTO WINTER EVENT 2018」が開催されました。
「LTO」とは「LEADS TO THE OCEAN」の略で、陸上での人間の生活と海洋汚染が、密接に結びついていることを伝えるプロジェクトです。海と日本プロジェクトの一環として2015年、「日本財団」と「NPO法人海さくら」、そしてサッカーJ1リーグの「湘南ベルマーレ」との3者共催で、ホームスタジアムでの試合終了後のごみ拾いなどから始めました。
現在は11のプロスポーツチームとともに行うイベントにまでに成長しています。
12月9日は、厳しい寒さの中、参加した約200名が1.5時間で、燃えるごみ41袋、燃えないごみを29袋も回収しました。
海洋プラスチックごみの問題は本当に放置してはおけません。選手と一緒にごみ拾いに参加した藤沢市の小森弥生さん一家は、「ペットボトルやタバコのフィルターが沢山落ちていました。ごみ拾い後に選手の方のリフティングやキャッチボール、指でバスケットボールを回すパフォーマンスを間近で見られてかっこよかったです!」と話していました。
私たち「海さくら」は、江の島で2005年から「目指せ!日本一楽しいゴミ拾い」をモットーに14年間、「かつて生息していたタツノオトシゴが戻ってくるくらいキレイにする」という目標をかかげ、江の島海岸の清掃活動を行っています。楽しく体験できるこの活動を、今後も継続していきます。
写真を中心に当日の様子をご覧ください。(海さくらLTO部長・細田彩花、写真は上重泰秀)
拾い集めたごみを前に、参加者全員で記念撮影 |