魔法のカギで地球を守ろう~SDGsに触れる絵本
みんながヒーロー SDGsとまほうのカギ
MERRY PROJECT 作
著者のMERRY PROJECT(メリープロジェクト)は、「笑顔は世界共通のコミュニケーション」をテーマに、アートやデザインを通じた社会課題の解決や、子どもたちへの教育活動を行なっているN P O 法人。代表のアートディレクター・水谷孝次さんは、これまで「あなたにとってM E R R Y(楽しい・幸せ・夢など)」という質問を投げかけ、世界35か国で5万人以上の笑顔やメッセージを取材。世界中の子どもたちの笑顔は、北京オリンピック開会式で傘にプリントされた「笑顔の傘」となって一斉に開かれ、未来への希望や平和への願いが世界に発信された。またMERRY PROJECT は、2025 年大阪・関西万博に向けた「T E A M E X P O 2025 」プログラム・共創パートナーに認定された。MERRY PROJECTの担当者は、「『いのち輝く 未来社会のデザイン』を実現するため、みんなが『笑顔』になれる共創チャレンジを展開しています。S D G sのファーストアクションは笑顔。この『みんながヒーロー』も共創チャレンジとして展開していきます」と話している。
●中央公論新社 刊●50ページ●定価1650円(10%税込)●ISBNコードISBN978-4-12-005678-9
地球の未来について子どもたちが自分で考えて行動するきっかけを作るには? こんな問いに答えるための絵本『みんながヒーロー SDGsとまほうのカギ』(作:MERRY PROJECT)が中央公論新社から出版された。
「子どもたちが人生で一番はじめにふれるSDGsの絵本」がコンセプトの絵本で、付属のカギを使って秘密のページを開けていくうちに、自然にSDGsに触れることができるようになっている。
まず登場するのは、ちぎれた漁網や釣り糸が体に絡まり、もがきながら涙を流すカモメ。
ゴミ ゴミ キレイニ
パッ パッ パ!
カチャ カチャ ガッチャン!
キーワードを唱えながらカギでページを開けると、笑顔で飛び立つカモメが目に飛び込んでくる。魔法のカギ、キーワード、涙と笑顔――。カモメを助けるヒーローは絵本を手にしている自分自身。ページを繰りながら、それに気づく工夫が施されている。
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