旭化成の工場で最新技術を学ぶ 学生科学賞受賞者

展示品のサンプルを触りながら説明を聞く生徒たち

 第58回日本学生科学賞(読売新聞社主催、旭化成協賛)の中央審査で旭化成賞に選ばれ、副賞として3月25日、同社発祥の地・宮崎県延岡市を訪れた福井市の福井大付属中1年の坂本孝義君(13)と東京都世田谷区の駒場東邦高の化学部振動反応班の生徒ら8人は、普段見ることの出来ない製造現場で実社会に生かされている最新技術を学んだ。

 

 同社製品を紹介している延岡展示センターや洋服の裏地などに使われる繊維を製造する旭化成せんいベンベルグ工場を見学。旭化成の山添勝彦・延岡支社長や若手技術者らと交流を深めた。坂本君は「技術者の方からいろんな助言を吸収したい」と話し、同高1年の深沢悠仁さん(16)は「工場内で製品を作る際の徹底した安全管理に驚いた」と語った。

 

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主催=読売新聞社

共催=全日本科学教育振興委員会、科学技術振興機構

後援=内閣府、文部科学省、環境省、特許庁

協賛=旭化成

(2015年3月27日 15:00)
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