読売新聞東京本社は12月23日、千葉大学の藤川大祐教授に協力し、教員免許状更新講習に参加した。昨年に続き2回目。
更新講習は、教員が10年ごとに受講することを義務付けられている。設置できるのは、教育委員会や大学などに限られている。
講習には、小学校から高校までの教員ら27人が参加。本社の鹿野川喜代美NIE企画デザイナーが授業での新聞活用(NIE)の意義や実践例を紹介したほか、受講生に課題として記事と写真を渡した。受講生は課題に見出しを付けたり、グループになってインタビューしたり、新聞から気になった記事を選んでプレゼンして自分たちの新聞を作る「まわしよみ新聞」を行ったりと、様々な実践を体験した。
講習後、受講生からは「まわしよみ新聞は、国語でも道徳でも使える実践だと思います」や「新聞が非常に有効な教材となることが分かりました」、「上手く活用していきたい」などの声が寄せられた。