多彩なテーマ 新たな発見[よむYOMU便り1]追手門学院小(大阪市)

REPORT1 多彩なテーマ 新たな発見

追手門学院小学校(大阪市)・松村一輝先生

「よむYOMUワークシート」のどのような点を評価していますか?

子どもたちが、様々なテーマを扱った説明的文章に触れられたこと。それが1番の収穫です。子どもたちは読書が好きでも、読むのは自分の好きなジャンルの小説などに偏りがち。普段は読まない記事を読んで、様々な発見があったと思います。

シートで取り上げられている話題が、今日的な社会問題であることも魅力的です。例えばある環境問題に対して、「どのような点が議論になっているのか」「どのような反対意見があるのか」と言った背景を知ることは、これから出会うであろうより複雑な「説明的文章」「論文」「ニュース」を理解する素地となるからです。

授業でも利用しましたか?

はい。2021年度は、毎週木曜日の授業の冒頭5~10分程度をあてました。私たち教師にとって、日々の授業では「やらなければならないこと」がたくさんあるわけですが、これぐらいの時間なら進行を邪魔しません。内容、量、形式、どれを取っても取り入れやすい教材だと感じました。

私自身も、次はどのような話題なのか、どういった設問なのかとワクワクしながら配信を待っています。どうやって問題を作っているのですか?と聞きたいですね。

 

追手門学院小学校 学校報No.161号より(クリックで拡大)

 


(2022年4月 1日 11:13)
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