【報告】東京家政学院大 ショートムービーコンペでグランプリ受賞

東京家政学院大学からの報告

 茨城県つくば市で3月に開催された第3回ショートムービーコンペティション「つくっぺ」授賞式において、生活デザイン学科が製作した『友達のカタチ』がグランプリに輝きました。フランスで7月に開催されるグルノーブル屋外短編映画祭にも招待されます。

 

■受賞した学生の声

 「私達が製作したのは9分程のショートムービーですが、10分以内という短い時間の中で、どのような内容をどのように伝えるかをチームみんなでブレインストーミングをすることから始め、撮影、編集を先生から助言を頂きながら試行錯誤して進めました。困難もありましたが、その作品がつくばショートムービーコンペティションにてグランプリを頂くことができ、チームでアイデアを出し合い、協力して一つのものを作り上げた喜びと楽しさを、より強く実感することができました。この経験を今後の活動に繋いでいきたいです」

 

 「初めての映画作りという事もあり、わからないことばかりでしたが、呉先生の助言を生かし、みんなで協力して1つの作品を作りあげました。私は主人公を演じさせて頂いたのですが、普段の自分とは違った姿を演じるためにサイコパスについて色々調べたり、実際の映画等を観て学んだりしました。やってみるとすごく難しく、何度もやり直しながら撮影を行いました。10分ほどの映像を作るために、何時間も何日も時間をかけて行ったことにより、映画作りの大変さをすごく感じました。慣れないことばかりで苦労しましたが、その分、完成した時の達成感や感動は大きかったです。その中で今回のつくばショートムービーコンペティションでグランプリという素晴らしい賞を頂けて、とても嬉しく思います」

 

■『友達のカタチ』あらすじ

 仲の良い女子大生4人組。ある日、今流行っているという"サイコパス診断"をすることに。偶然にも1人だけ、答えがサイコパスだったことで3人は僅かながらも恐怖を感じた。しかし、それは始まりにすぎなかった...。

 

■生活デザイン学科 メディアデザイン演習B(呉 起東先生)

 映像製作の企画、シナリオ、演出、撮影、編集を学び、映像製作を行う授業

 

■つくばショートムービーコンペティションとは

公式サイト>>

 つくばからの文化発信と次世代の才能の発掘を目指し開催。全国でも珍しい民・産・官・学の共催で行うムービーフェスティバル。特別審査員は映画監督の中村義洋氏(『アヒルと鴨のコインロッカー』(06)、『チーム・バチスタの栄光』(08)、『ちょんまげぷりん』(10)などを発表。最新作は『残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋』)

(2016年3月10日 13:48)
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