立教大で新聞カフェ

 立教大学(東京都豊島区)と読売新聞東京本社教育ネットワーク事務局は24日、若い世代に新聞を通じて社会への関心を持ってもらうための「第1回立教・読売プレスカフェ」を同大図書館で開催した。同大学生が企画と運営に関わっており、継続して開催する予定。
 新聞に興味はあるが親しみにくさを感じている大学生に、記事の読み方や新聞の役立て方を知ってもらうのが目的。この日は学生ら約20人が参加、松本美奈・本社専門委員が講師となり、同日の朝刊を全員で読みながら、「英国がEUを離脱したら、自分にどんな影響があるか」をテーマに疑問点を出し合うグループワークを行った。
 同大3年の昆野沙織さんは「新聞を基に、ふだん話題にしないことを議論できて面白かった」と話していた。松本専門委員は「新聞と対話しているつもりで、質問しながら読むことが大切」とアドバイスした。

(2016年5月26日 16:50)
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