三菱UFJフィナンシャル・グループの出前授業が10月20日、鎌倉市立大船中学校(神奈川県鎌倉市)で行われた。三菱東京UFJ銀行大船支店の山村徹(やまむら・とおる)支店長ら4人が講師を務めた。39人の生徒に銀行の預金、貸し出し、為替など主要業務について説明した。
講師の一人、江田公毅(ごうだ・ひろき)課長は「振り込みやクレジットカード決済は世の中では当たり前のことになっているが、銀行があるからこそできる。お金が経済の血液なら、銀行は心臓、血管と言えるでしょう」と、銀行の社会的役割について分かりやすく解説した。
授業では、銀行やお金にちなんだクイズも実施され、生徒たちは10グループに分かれて臨んだ。
「『円』という単位はどの時代から使われているでしょうか」(答え:明治)「千円札が破損して5分の2になってしまった。銀行に行けばいくらに交換してもらえるでしょうか」(答え:500円)」など問題への回答発表ごとに大きな歓声が上がった。
授業に参加した白石惇大(じゅんだい)さんは「円高・円安について理解できた。授業よりも深く金融のことが学べて楽しかった」と話した。
三菱UFJ銀行の教育プログラム