全国大学ビブリオバトル、グランドチャンプ本は「全裸刑事チャーリー」...テクノ・ホルティ園芸専門学校の小此木陽菜さんが紹介
「全裸刑事チャーリー」を語る小此木陽菜さん
大学生らがお薦めの一冊を語り、聴衆が読みたくなった本を投票で決める書評ゲーム「全国大学ビブリオバトル2024」(活字文化推進会議主催、ビブリオバトル協会、ビブリオバトル普及委員会共催、読売新聞社主管)が12月22日、東京都世田谷区の昭和女子大学で開かれた。テクノ・ホルティ園芸専門学校の小此木陽菜さん(18)が取り上げた「全裸刑事チャーリー」(七尾与史著、宝島社)が最高賞の「グランドチャンプ本」に輝いた。
異色の世界観に彩られたミステリー小説を小此木さんは「いろんな考え方を持てるのがこの本の魅力。気がついたら最後まで読んでしまう」などと紹介した。表彰式では「この本を買ってくれた両親に感謝します」と語り、約450人の聴衆を沸かせた。決勝前のトークセッションでは、作家の柚月裕子さんと棋士の佐藤康光九段が読書と将棋を語り合った。
地区予選には101校の延べ1756人が参加、代表の30人が全国大会に臨んだ。大会の動画はこちら
トークに登場した柚月裕子さん(左)と佐藤康光九段
(2024年12月23日 16:00)