全国高校ビブリオバトル、千葉大会は関武瑠さんV
                                
                                     
                                
                                
高校生がお気に入りの一冊を持ち寄り、どれだけ読みたいと思わせる紹介ができるかを競う「全国高等学校ビブリオバトル2025」の千葉県大会(千葉県教育委員会主催、活字文化推進会議、読売新聞社後援)が10月25日、千葉市美浜区の県総合教育センターで開かれた。
手話交えて紹介「人間みたいに生きている」
千葉県内の高校生23人が参加し、5分の持ち時間で本を紹介。質疑応答も行われ、会場とのやりとりを通じて本の魅力を熱心に伝えた。
聴衆による投票の結果、「人間みたいに生きている」(佐原ひかり著)を取り上げた筑波大付属聴覚特別支援学校高等部普通科2年、関武瑠さん(16)が優勝した。関さんは決勝で食べることが好きな自身と主人公を対比しつつ、「当たり前とは何か」を手話を交えて問いかけた。優勝後、「内容が重たいので読みたいと思ってくれるか不安だったが、自分のおすすめしたい気持ちが伝わった」と笑顔で話した。
関さんは、来年2月8日に東京都港区のTAKANAWA GATEWAY CITYで開かれる「第12回全国高校ビブリオバトル」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管、JR東日本特別協力)に出場する。
(2025年10月31日 16:30)
                            



 
           
          