全国高校ビブリオバトル、熊本大会は堀尾真由さんV
                                
                                     
                                
                                
高校生がお薦めの本を紹介し、一番読みたい一冊を聴衆が選ぶ「全国高校ビブリオバトル」の熊本県大会(くまもと森都心プラザ図書館主催、活字文化推進会議共催、読売新聞社など後援)が10月26日、熊本市西区のくまもと森都心プラザで開かれた。「はるか遠く、彼方の君へ」(安澄加奈著、ポプラ社)を推薦した真和高1年の堀尾真由さん(15)が優勝した。
小説「はるか遠く、彼方の君へ」を語る
熊本県内から6人が参加。1人5分で約100人を前に発表した。堀尾さんは戦後80年の今年、平和や命について考える人を念頭に、京都への修学旅行で源平合戦にタイムスリップした高校生3人を描いた小説の魅力を語った。「生きること、信じること、誰かを思うこと、今を生きる私たちに大切なことを教えてくれる一冊です」と熱弁した。
堀尾さんは、来年2月8日に東京都港区の「TAKANAWA GATEWAY CITY」で開かれる「第12回全国高校ビブリオバトル」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管、JR東日本特別協力)に出場する。「中学の時に図書室の先生に勧められた憧れの大会。一人でも多くに、この本を知ってもらいたい」と意気込んだ。
熊本県大会は8月11日に予定されていたが、記録的大雨で延期されていた。




 
           
          