若者は投票に行って 本紙専門委員 川越女子高で出前授業

 読売新聞教育ネットワーク事務局の鈴木美潮専門委員が6月15日、川越市の県立川越女子高校で「主権者教育」をテーマに出前授業を行った=写真=。


 元政治部記者の鈴木専門委員は、3年生約400人を前に、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた昨年参院選の投票動向などについて説明した。読売新聞の世論調査で、60歳以上の世代に比べて20歳代以下の投票率が低かったことを挙げ、「若い人たちの投票率が低いと、政治に若手世代の意見が反映されにくくなる。そうならないためにも、皆さんが投票に行ってほしい」などと呼びかけた。
 さらに、「政治は、正解が一つとは限らない」と指摘。「誰に投票するか迷うのは、私も含めて皆同じ。投票者を決める参考とするためにも、複数の新聞を読み比べてほしい」と語りかけた。


 元新聞部長の山本かりんさん(17)は「例え話が面白く、政治が身近に思えるようになった」と、出前授業の感想を語った。

 


読売新聞社の出前授業(学校向け)

>>18歳選挙権・選挙の仕組みと政治参加(中~大向き)

(2017年9月22日 10:00)
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