WS編集部より(18)放課後の"おかしな"話

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放課後の"おかしな"話


2021年4月21日

 

 小学4年生になった我が家の長男が、学童クラブを「卒業」しました。放課後を自由に過ごすようになったのですが、早速、ちょっと判断に迷う出来事がありました。おやつ問題です。

 友達と公園で遊ぶ約束をしてきた息子が、「おやつを持って行きたい」というので、個包装のお菓子を持たせました。公園に行くと約束していない友達もいて、一緒に遊ぶこともあるらしく、お菓子の数は少し多めに。帰宅後にたずねると、やはり約束をしていなかった友達もいて、お菓子を分けたのですが、全員には行き渡らなかったそうです。もらえなかった子はどう思ったかな。そんな考えが頭をよぎりました。だからといって、全員に行き渡るほどたくさん持って行くのも違う気がします。他の子に分けたりすると、トラブルの元になるかもしれない。そう考えると、お菓子を持たせるのはやめた方がいいのかな。


 おやつを持って行き、仲良しの友達と分け合うのは微笑ましいことだと思っていました。でも、持って行く側ともらう側が決まってしまったり、「持って来い(買って来い)」と要求されたりしたら......。そんな妄想が膨らみ、心配になってしまいました。上の娘の時はどうしていたかと思い、聞いてみると、「私の時は校庭で遊ぶことが多かったから、お菓子は持って行かなかった」と娘。心配していることを打ち明けると、「そんなの考え過ぎ」と笑われてしまいました。

 息子に改めて聞いてみると、みんなが自分の分のお菓子を持ってきて、それぞれ密にならないように気をつけて食べていたそうです。息子も自分の分だけ持っていけばよかったのですね。あれこれと思い悩んでいたことは取り越し苦労だったようです。息子も私もまだまだ「放課後初心者」。作法が分からないことばかりです。(森)


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(2021年4月30日 13:25)
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