為替レートを学ぼう 野村ホールディングス×青山学院初等部

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた同社独自の金融・経済教育のポスター型冊子を見ながら授業を受ける児童ら

 野村ホールディングスの「NOMURAまなぼう教室」の出前授業が11月29日、東京渋谷区の青山学院初等部で行われた。授業を受けたのは、初等部5、6年生の総合活動・販売プロジェクトに参加している13人。初等部では社会活動について学ぶために14のプロジェクトがあり、販売プロジェクトは、校内でノートを販売することで経済のしくみなどを学んでいる。


 この日は、「NOMURAまなぼう教室」のワークシートや東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた同社独自の金融・経済教育のポスター型冊子を使って為替を学んだ。同社の取り組みは、「経済・テクノロジー分野」で東京2020公認プログラムとして認定されている。講師は、同社コーポレート・シティズンシップ推進室金融リテラシー推進課の佐藤由紀さんが務めた。


 授業はワークシートに沿って進められ、五輪開催国の国旗を見て通貨を当てるクイズ。児童たちは、イギリスやフランス、中国、ブラジル、オーストラリアなどの通貨を「ポンド」「ユーロ」「元」と次々に答えていた。さらに円とドルの為替の問題では、1971年からのドル/円相場のグラフを見ながら1ドル360円だった為替が円高に推移し、現在約111円台になっていることなどを学んだ。


 この後、サイコロを使って変動相場を作り出し、アメリカから消しゴムをいかに安く輸入するかのワークを体験した。児童が二つのサイコロを振り、あらかじめ決められた出目で1ドル100円の為替相場が上がったり下がったりする。これを7回行なう中で状況を見ながら、一人3回消しゴムを仕入れる。児童らは、1回目で10円の円高、90円になると、消しゴムを手にする人、様子見する人に分かれた。しかし、2回目、3回目で円安になり元の100円に戻ると、皆はサイコロの動きをじっと見つめ「止まれ!」などと歓声が上がる中、5回目で90円になるといっせいに消しゴムに飛びつくなど、にぎやかな授業になった。


 最後に佐藤さんが「私たちのお金の価値は世の中の変化を反映して変わります。テレビや新聞などのニュースでたくさんの情報が出ているので関心を持ってください」と話した。


 授業を受けた6年生の水越宥吾君は「世界のお金の種類や単位について知らなかったことをたくさん教えてもらえて良かった」と話した。5年生の水戸まり香さんは「ブラジルのお金の単位を聞かれたとき、『サッカーが好きな人にはわかるヒントです。スペインの有名なプロサッカーチーム名です。(レアル・マドリード)』とヒントをくれて面白かった」と感想を述べた。

(2017年12月14日 10:00)
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