読売新聞「報道カメラマンの仕事とは」 ×立正大付属立正中

「どっちが勝ったと思う?」大鵬と戸田のきわどい勝負をとらえた写真を解説する秋元次長

 東京都大田区の立正大学付属立正中学校(中原健次校長、生徒数453人)で3月13日、秋元和夫・読売新聞東京本社学事支援部次長が、中学2年生169人を対象に「写真の力――報道カメラマンの仕事」というテーマで出前授業を行った。

 秋元次長は、写真部記者としてユーゴ・コソボ紛争を取材、1999年に同紛争の一連の写真報道で日本新聞協会賞を受賞している。

 2時間の授業では、69年の大相撲春場所で、横綱・大鵬が幕内・戸田に46連勝を阻止され、後に「世紀の大誤審」と呼ばれた一番について、審判が気づかなかった「決定的瞬間」をレンズがキャッチしていたことを紹介、「カメラ機材の進歩で、新しいスクープが生まれることもある」と説明した。

 また、自らのコソボ・ボスニア取材体験を通じて、写真記者がどんな思いで戦争の惨禍を伝えようとしているのかを語った後、「たとえ危険でも、カメラマンは紛争地に向かうべきか否か考えてほしい」と生徒に呼びかけた。

 授業では、戦後史を彩った様々な写真の実例が紹介され、生徒たちは興味津々で見入っていた。「紛争地に向かう記者にとって大事なことは」「ネットはどのように活用したらいいのか」など、質問も活発に出た。




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(2015年3月25日 09:30)
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