2015年夏に実施された海外プロジェクト探検隊(読売新聞社主催、三菱商事特別協賛)初の国内ツアー。東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城、岩手両県の被災地を探検隊メンバーとなった6人の高校生が巡った3日間をリポートする。
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バリ島の伝統衣装をまとってインドネシア・パレードに参加 |
インドネシア・パレードに参加 宮城県気仙沼市
2015年8月2日
この日午前、再び「気仙沼みなとまつり」に参加し、今度は「インドネシア・パレード」に加わることになっていた。気仙沼に在住するインドネシア人漁業実習生ら約100人とともに隊列を組んで港のそばを行進する。衣装はバリ島伝統のものを公民館で借りた。さらりとした肌触りで、暑い日本の夏にもピッタリだ。
インドネシアに特注した伝統的山車が3台、大学のサークルでバリ舞踊をたしなむ東京からの大学生らも本格的な舞踏衣装と装身具で参加し、華やかな雰囲気に包まれた。
沿道の人たちに風船をプレゼントしながらパレードした。
参加しているインドネシア人たちは、みんな片言だが日本語が話せる。「トウキョウからキマシタカ。ウラヤマシイ。ボク、イキタイデスネ」「イッショニ、シャシン、トリマショウ」――。
インドネシア人と話すこと自体、初めてのメンバーがほとんど。気さくな国民性に触れ、日本語、英語を駆使しての会話が弾んだ。
インドネシア・パレードではバリ仕様の本格的な山車、バリ舞踊が披露された |
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第12回海外プロジェクト探検隊参加者
渡辺啓介君(都立日比谷高校2年)
田辺雄斗君(桐蔭学園中等教育学校5年)
太田直希君(宮城県仙台第二高校2年)
酒井恵理香さん(渋谷教育学園渋谷高校2年)
佐藤千夏さん(宮城県気仙沼高校2年)
川内彩可さん(都立戸山高校2年)